更年期にかかりやすいヘバーデン結節とは？

40代以降の女性がかかりやすい手指の病気に「ヘバーデン結節」というのもがあります。

症状としては、手指の指先から1つ目の関節(第一関節)の痛み、腫れなどです。

第一関節が曲がったり、関節の一部の骨がコブのようになったり、水ぶくれ状のものができる事もあります。

原因は不明ですが、40代からの女性に多くみられるという特徴があります。

曲げる時に痛みを伴うと、料理などの家事にも支障がでます。

私も、時々菜箸を握る時に中指がズキーンと痛くなり、そうすると痛みで中指が曲げられないので、子供に変わってもらう事もあるんですよ。

関節のコブや痛みなどから、リウマチと勘違いすることもあるようですね。

病院でX線検査をしたり、リウマチは血液検査なども合わせて行うことで確認できます。

治療法は、テーピングや鎮痛剤、ひどい場合は手術となる場合もあるんです。

ヘバーデン結節の人はコーヒーを飲んじゃダメ？

ヘバーデン結節は、コーヒーを飲むと悪化するという話もあります。

それは、コーヒーのカフェインが良くないんです。

ですので、紅茶や濃い緑茶なども控えた方がいいそうですよ。

コーヒーを飲む人は、水をあまり飲まない事が多いようです。

ですので、1日に数杯のコーヒーを飲む方は回数を減らして、コーヒーの代わりに常温の水を飲むようにしましょう。

水の摂り過ぎも良くないので、ほどほどがいいですけどね。

ヘバーデン結節の痛みは進行している過程のもので、結節ができてしまえば痛みはなくなるとの事。

一生続くわけではなく、終わりが来る痛みだというのは救いですね。

ヘバーデン結節の予防には、カフェインを摂り過ぎない事以外に、指のストレッチもいいそうですよ。

最近では女性ホルモンの減少する時期に関節の痛みがでる事が多いため、エクオールのサプリメントやアグリコン型イソフラボンで対策する事がすすめられています。

また、婦人科では更年期治療でプラセンタ注射も健康保険適用されている所も増えてきていますね。

反対の手で指を甲の方に反らすストレッチです。

ただし、痛い時には無理してやらないようにして下さいね。