更年期は眠い!眠くてたまらない原因と解消法は?
更年期の年代になってくると、「 眠くてたまらない! 」
と感じることも珍しくないです。
「 ちゃんと寝ているのに、昼間眠くて仕方ない。」
「 日中眠い、だるい。ぼーっとする 」
「夜、なかなか寝つけない」
「夜中や早朝に目が覚めちゃう・・・」
40代からは、更年期障害が始まる方も徐々に増えてきますね。
( ※若年性更年期は35歳から )
目次
更年期の眠くて仕方ない原因
女性は更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)の減少から、自律神経のバランスが崩れ、様々な症状となって現れます。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2種類から成り立っていて、このふたつは、交互に働き、それぞれ真逆の作用をしています。
通常、活動的な昼間は「交感神経」が働き活発になり、夜になると「副交感神経」が優位になり、精神的にリラックスできるんです。
それが、更年期やストレスなどが原因でこのバランスが崩れることで、
夜に質の良い睡眠が取れなくなり、
昼間でも眠くてたまらない
という事が起こってしまうんですね。
自律神経のバランスが取れないと、朝や昼、夕方などの時間帯にも、強い眠気に襲われる事になってしまいます。
そこで、「今すぐできる眠気対策・解消法」
「昼間の眠気を改善する食品・サプリメント」などを
ご紹介していきますね!
今すぐできる眠気対策
ツボを刺激する
手の中指の人差し指よりの爪の2~3ミリ下の「中衝(ちゅうしょう)」というツボを、
少し痛みを感じる程度にゆっくり数回押す。
左右の手にやりましょう。
刺激系のガムや飴
強いミントのガムは定番ですが、意外とすっぱい味が目が覚めます。
シゲキックスなどのグミなどもありますね。
あくび・深呼吸
あくびは脳に新鮮な空気を送り込み、大きく口を開けることで筋肉も刺激します。
ですので、眠い時にわざと大きい口を開けてあくびをしたり、深呼吸をすると一時的な眠気の解消ができますよ。
(※ここに書いた事は一時的な対策なので、 根本的な眠気の改善にはなりません。)
昼間のたまらない眠気を根本から解消する3つの対策は?
「生活習慣の見直しで改善する」
まず、朝起きたら太陽の光を浴びましょう。
1日30分から冬場は1時間は日光を浴びる時間が必要です。
(手のひらなどを日光にあてるのが効果的です)
ただ、夏場は熱射病の注意が必要ですので、朝方や夕方などの日差しが強すぎない時刻にして下さいね。
「適度な運動をする」
日中の適度な運動も大切です。
運動は、筋トレなどよりも、有酸素運動がおすすめです。
時間は、1日30分から1時間でOKです。
睡眠前の運動は、脳が興奮して眠りにくくなるので、
運動するなら夕方までに済ませましょう。
「睡眠の質を改善する」
昼間たまらない眠気に襲われる方は、夜の睡眠の質が低い事が考えられます。
40代頃からは、深く眠れる時間は徐々に短くなる事が厚生労働省のサイトにも書かれています。
そのため、「40代」からは、睡眠時間の長さよりも「睡眠の質」を意識する必要もあります。
年齢とともに、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」は減少していくため、夜にはリラックスできる工夫などもするといいです。
寝る前にパソコンやスマホなどの画面を見たり、部屋の片付けを始めたりすると神経が落ち着かなくなってしまいます。
眠る前には、鼻から深く吸って、口から細く長く吐く深呼吸をする事でも副交感神経が働きやすくなるそうですよ。
照明も間接照明や暖色に切り替えられるといいでしょう。
また、睡眠ホルモンの元となる成分を体内で合成してくれる「トリプトファン」を摂ることもおすすめです。
トリプトファンを含む食品は、魚や肉、大豆製品、卵、ナッツ類、バナナなど。
日光浴することによりトリプトファンを材料にして、幸せホルモン「セロトニン」が作られます。
「セロトニン」は、夜に睡眠ホルモン「メラトニン」を分泌して眠りにつきやすくしてくれます。
良い眠りのための食品やサプリメント
自律神経が乱れて、夜に質の良い眠りがとれていないと、目覚めも悪くなったり、昼間の眠気もつらくなります。
そんな時には、今取り入れている人も増えている麻の成分『CBD』の配合されたグミキャンディはいかがでしょうか。
更に、リラックスさせてくれるGABAもたっぷり入っていて、楽天の口コミでも
「リラックス効果を体感できた」
「朝すっきり起きられた」
など、評判もいいです。
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食べるだけのリラックス対策はお手軽にできますね。
昼間の眠気を解消するためのサプリは?
昼間や夕方の眠気を解消するためには、良質な睡眠をとること。
良質な睡眠のためには、夜に睡眠ホルモンを分泌させてくれる「セロトニン」が充分にあること。
曇りがちな日が続いたり、お仕事などで日光浴もあまりできない場合はセロトニン不足に。
そんな方には、セロトニンの材料となる「トリプトファン」や、
セロトニンを増やしてメラトニンの合成量を増やす「ラフマ」が配合された
睡眠改善サポートサプリメントもおすすめです。
睡眠改善サポートサプリメント
ストレス対策やリラックス効果のあるGABAなども含まれています。
就寝前に3粒飲むだけなので、飲み忘れもしにくいですね(^^)
エクオールより強い更年期対策の成分って?
「眠気」や「寝付きの悪さ」、「中途覚醒」だけでなく、
「とにかく体がだるい」
「何かとつらい」
「気分が重い…」
「イライラしてしまう」
「うっかりミスが増えた」
「汗やのぼせ、冷えでつらい」
「人と会うのも億劫…」
などのお悩みもある方は、更年期全般の対策をしましょう。
40代から50代の更年期には、女性ホルモンの分泌量がどんどん減少していきます。
それが、自律神経などに影響して、心や身体に様々な不調が現れます。
そんな更年期には、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを補うことで改善することも多いです。
何もしないと辛いままですが、対策をして少しでも楽になると気分も変わってきますよ。
ただ、イソフラボンを摂ればいいという訳ではないですけどね。
「イソフラボン」が腸内で働いて、産生する物質が「エクオール」。
この「エクオール」は、エストロゲン(女性ホルモン)とよく似た働きをすることで、更年期の不調の改善に役立つんですが。
注意が必要なのは、大豆イソフラボンを摂っても日本人の半分はうまくエクオールを作り出せないという事。
そこで、誰でも同じように大豆イソフラボンの恩恵を受けられる「アグリコン型」にされたものが、キッコーマンの更年期対策サプリに配合されています。
キッコーマン「基本のサプリ」は他のサプリとどう違うの?
「大豆イソフラボンアグリコン」は3種類あって、サポート力に違いがあります。
【1】グリシテイン・・・サポート力、弱い
【2】ゲニステイン・・・サポート力、強い
【3】ダイゼイン・・・サポート力、弱い
長年、大豆の研究を続けてきたキッコーマンが着目したのは、このサポート力が強い「ゲニステイン」です。
「ゲニステイン」は、ダイゼイン(エクオールの素)よりも強いサポート力があるそうです。
『キッコーマン基本のサプリ』のイソフラボンアグリコンは、この「ゲニステイン」を50%配合しているので、変化を実感される方も多いのでしょう。
漢方薬やサプリで効果を感じるまでには、すぐに実感する方から、2~3ヶ月続けているうちに、いつの間にか楽なっていたという方もいます。
閉経前後の10年間の更年期を少しでも楽に過ごすためには、自分に合った対策を見つけることがポイントです。
不眠や眠気、イライラや、気分の重さ、汗やのぼせ、冷えの辛さ…。
少しでもあなた自身を楽にしてあげましょう!
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